討鬼伝(無印) 終わり

初代討鬼伝(2013)をプレイし終えました。

参考にしたサイト・動画・加えて必要な情報は中盤に書きます。

討鬼伝はどんな感じだった?

討鬼伝はモンハンから着想を得たような狩ゲー(実際MHのwikiに「『討鬼伝』などのフォロワーを生み出した。」と書かれています)で、じゃあモンハンのパクリかと言われればそんなことはなく、むしろモンハンに見られる煩わしい要素が色々省かれているので、逆にモンハン側が参考にしてくれという感じでした。具体的には、

・回復、プレイヤーへのバフのような効果をミタマ(固有能力)によるスキルで発動→クエスト毎のアイテム補充の必要が無い

・サブクエが同時並行可能→モンハンだと、素材収集・雑魚討伐等もクエストは独立していて個別でクリアしていく必要があったのに対し、討鬼伝では、サブクエ受注→普通にメインクエ進行→素材が集まった・道中にいた標的の雑魚を規定数討伐→受付に報告→クリア、の形を取ることが出来ました。

・味方NPCの引率可能→討鬼伝にもモンハン同様、村クエ・集会所的な二要素があるのですが、概ね優秀な味方NPCを3人連れていくことができるため、実質的に常にマルチプレイで攻略可能です。実際、既に続編も出ている比較的マイナー寄りの10年前のゲームをプレイしているのは地球上で自分のみだと考えられるので、基本的にこのNPCに頼ることになります。

,,,等、単にオマージュに留まらず、しっかり細かい点で差別化が図れていることがプレイして即座に感じ取れると思います(勿論、手甲のガードのUIがMHの大剣と比べて若干不便、みたいな些細な不満もありました)。

プレイスタイル・参考にしたもの・その他必要項目

最終装備(右下のコピーライトはスクショ時の仕様らしいです)

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武器は手甲のみを使っていました。これは、単にモンハンで大剣しか使わないので、大剣に対応する武器を選んだというだけです。非イベント素材で生成できる最高打点の天拳・観音手+9を装備しています。

防具は終盤に記しますが、訳あって3番目に防御力合計値の高い軍一式を装備しています。

重要 このゲーム内のスキルはミタマ・祈祷・禊のみによって発動するので、防具の価値はそれらの防御値のみに依存します。

ミタマは事前調査で「手甲は防特化!」みたいな情報を見たので取り敢えず防を選び、プレイし終える数時間前以外常に防特化を選んでいました。ただ、結果的には最後の数時間で手甲は攻特化が正解な感覚がありました。

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ミタマ3種、発動スキルに関しては「蛇姉妹の協奏歌」の攻略動画装備をそのまま引用しています。

引率NPCは、那木・速鳥・息吹を選んでいました。那木は回復役、速鳥はシビレ罠設置、息吹はよく分からん派手演出の攻撃、をそれぞれ担当しました。

参考にしたサイトは、討鬼伝|神攻略wiki https://kamikouryaku.net/toukiden/  と、討鬼伝 -TOUKIDEN- 無印・極 攻略Wiki http://wikinavi.net/toukiden/ でした。

両者を併用すれば素材やミタマに関する収集情報は網羅可能です。

参考にした動画は https://youtu.be/gxtZsQvCYJEhttps://youtu.be/dRchjSfuQsQ です。(前-蜘 後-蛇)

このゲームの最難関クエストは、一鬼当千・単独任務:蜘蛛りのち晴れ・単独任務:蛇姉妹の協奏歌といわれています。一鬼当千は普通にクリアできたのですが、後者2つは難易度15/20にもかかわらず、最高水準の装備を以てしても時間的にクリアできる気配が全くありませんでした。そこで、上記2本の動画と全く同じミタマをわざわざ用意してなんとかクリアしました。この任務に関してだけは本当にコーエーテクモを呪いました。

最終スコア・欠落

自分は用意されているクエストや攻略要素は基本的に可能な限り達成させてからゲームクリアとしていますが、最終的な達成状況は以下の通りです。

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ソロ任務、依頼(サブクエ)は全達成済みです。一方で、マルチ任務が8個ほど未達成です。これらは速攻任務という任務で、4人で制限時間以内に特定の敵を倒しましょうという任務なのですが...

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ここで先述の味方NPCの働きを確認しておくと、NPCは任務達成を優先事項に置いて行動するのでなく、あくまで味方の補助的な役割を担っているようで、勿論メインモンスターへの攻撃も行いますが、周囲に雑魚がいたり破壊された未回収の部位があればそちらに向かいます。つまり、制限時間1時間だろうが8分だろうが行動パターンに差異はありません(上記で"概ね"優秀としたのはこの辺の不備です)。一方で、この速攻任務は明確に4人有人プレイヤーによる攻略を意図した設計をされており、ソロ+注意力散漫NPC3人ではまずクリアは無理でした。

防具について

防具は3番目に防御力の高いセット装備を着用し、1,2番目に防御力が高いセット装備を着用しませんでしたが、これは自分の使用武器では後者が製作が不可能だったことに起因します。

具体的には、防御力TOP2の製作には共に"常闇"という素材が必要になります。これは、ゲーム内の実質ラスボスであるトコヨノオオキミの全部位破壊によって入手できる素材ですが、そもそも手甲では全部位破壊は不可能になっています。モンハンでは、モンスターは基本的にダウン時に頭部が地面に着くように倒れるので、どれだけ背の高いモンスターでも角破壊や翼破壊が可能です。一方で、討鬼伝のモンスターはダウン時に足を畳むような形を取るので、例えばトコヨノオオキミに関しては、手甲のリーチでは翼下部が部位破壊の限界点です。これについても、マルチで弓使いなどに破壊してもらうなどの手段が必要ですが、NPCはプレイヤーの要望を聞いてくれないので、諦めざるを得ません。(これを書きながら、ミタマ:魂のスキルなら破壊できた気もしますが、そもそも軍一式とトコヨノオオキミ一式の性能差は誤差なので、今更どうでもいいです)

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手甲リーチ線 角どころか胸部すら当たりません。体力を一定数削るとギリ届く範囲のデカい翼が生えます。

終わりに

中古で安かったという理由だけで中身を何も見ずに買いましたが、ゴッドイーター2然り、モンハンっぽいゲームをvitaのグラフィックで遊べるのは楽しいです。システムは似ていながら、モンハンともゴッドイーターとも異なる狩ゲーを体験できたのはいい機会でした。